水晶山の鉱物


Hornblende 普通角閃石 CaFe4(Al,Fe3+)Si7AlO22(OH)2
結晶には条線が発達していて、一見して鉄電気石あるいは褐廉石に似ている。
当標本は、黒雲母にはさまれた石英中に、放射状に結晶が成長している。
角閃石は水晶山では一般的にみられるが、これまで注目されてこなかった。しかし、今では、角閃石、黒雲母が含まれる母岩には、岩代石が含まれている可能性が高いことが分かっているし、角閃石そのものから岩代石を見出しており、見直されるべき鉱物となっている。当鉱物は、これまで「直閃石」として掲載してきたが、簡易的な分析により「普通角閃石」であることを確認している。普通角閃石にも苦土(Mg)が多いものと鉄(Fe)が多いものがあるが、化学式は鉄普通角閃石のものを表記している。






